サッカーを始めるには?
「サッカーをやりたい!」と子どもに言われたけど、何から始めたらいいのか分からない…。
そんな風に悩む親御さんは少なくありません。
特にサッカー未経験者の親御さんからしたら、チームの選び方や必要な道具、親としての関わり方など、初めてのときは分からないことばかりですよね。
この記事では、指導歴20年の経験をもとに、子どもがサッカーを始めるときに大切なポイントを分かりやすくお伝えします。

サッカーを始める時の基本ステップ
ステップ1 サッカー用具
サッカーに最低限必要なのは、次の3つだけです。
- スパイク(またはアップシューズ)
- ボール
- すね当て(シンガード)
ユニフォームやプラクティスシャツは、子どもが「もっとやりたい!」と気持ちが高まってからで十分です。
シューズ
基本的にサッカーはスパイクでプレーしますが、幼児の場合はアップシューズでOK。
理由は3つあります。
- 幼児の段階ではスパイクとアップシューズの性能差はほとんどない
- スパイクは高価で買い替えも早い
- スパイクのイボで他の子を踏んでしまうとケガの原因になる
特に幼児は力加減が難しく、思い切り相手の足を踏んでしまうこともあります。安全面を考えてもアップシューズで十分です。

一方で、小学生から始める場合はスパイクでも問題ありません。芝や土のグラウンドでのプレーも増えるので、スパイクのメリットも出てきます。
👉 シューズについては、後日より詳しい記事で解説します。
ボール
サッカーボールには学年によって大きさ(号数)が違います。
- 幼児 ~ 小学校低学年:3号球
- 小学校中学年 ~ 高学年:4号球
- 中学生以上:5号球
⚠️ 大きすぎるボールは扱いづらく、ケガの原因にもなります。必ず年齢に合ったサイズを選んでください。
幼児なんかは軽量球なんかもあるので3号球でも軽量球を選びましょう。

すね当て(シンガード)
足のすねを守るためのプロテクターです。試合では必須アイテムになります。
- 幼児の段階では必ずしも必要ありません
- 小学生から試合に出るようになったら必ず用意しましょう
- サイズは子どもの足に合ったものを選ぶのが大切です
まとめ
サッカーを始めるときに、最初から全部そろえる必要はありません。
✅ 必要なのは「シューズ・ボール・すね当て」の3つだけ
✅ 幼児はアップシューズ、小学生からはスパイクもOK
✅ ボールは学年に合ったサイズを選ぶ
✅ すね当ては試合に出るタイミングで準備すれば十分
まずは最低限からスタートして、子どものやる気や成長に合わせて少しずつ追加していけば大丈夫です。

次回は…「スクールorチームか?」最初に始めるならどちらから始めたらよいか?について書いていこうと思います。
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